デイサービス(通所介護)

デイサービス(通所介護)

デイサービス(通所介護)とは

要介護者が介護を受ける施設です。

多くの施設では、送迎サービスを行ってもらえるので施設への送り迎え負担が軽減されます。
また、食事や入浴対応も行ってもらえます。

デイサービス(通所介護)の利用期間

基本的には、宿泊はなく昼間の介護を担うことを目的としていますが、最近では、「お泊りデイ」という1泊程度の宿泊を受けれいる施設もあります。

デイサービス(通所介護)の施設数

2015年時点で、430,406施設があり、翌年には23,083になっています。

「え?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、実は2016年(平成28年)4月1日から新しい区分が追加され、利用者数が18名以下のデイサービスは、「地域密着型通所介護事業」という区分に分別されることになりました。

その結果、利用者数が18名を超えるデイサービス(通所介護)のみの数字が23,083となります。

平成28年10月1日活動中の施設・事業所数
デイサービス(通所介護)の施設数

入居対象者

要介護1~5の方が対象となります。
また、年齢も原則65歳以上である必要があります。

ただし、65歳未満は利用できないわけではなく特定の病気(特定疾病)により介護が必要な場合には利用が可能です。

65歳未満でも利用できる際のポイントは「老化による病気で介護が必要となった」ということです。
つまり、「年をとってなった病気なら仕方ないよね」という考え方です。

要支援1・2の人は利用できません
2016年(平成28年)4月1日の区分追加により、通所介護(デイサービス)は、要支援1・2の人は利用できなくなりました。要支援1・2の方は、地域密着型通所介護の適用となります。

特定疾患

下記が特定疾患に指定されています。

  1. がん(医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る。)
  2. 関節リウマチ
  3. 筋萎縮性側索硬化症
  4. 後縦靱帯骨化症
  5. 骨折を伴う骨粗鬆症
  6. 初老期における認知症
  7. 進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病
  8. 脊髄小脳変性症
  9. 脊柱管狭窄症
  10. 早老症
  11. 多系統萎縮症
  12. 糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
  13. 脳血管疾患
  14. 閉塞性動脈硬化症
  15. 慢性閉塞性肺疾患
  16. 両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

入所までの大まかな流れ

大まかには、下記流れになります。

  1. 市区町村に要介護認定申請
  2. 市区町村で介護が必要か否かの認定を受ける為の申請を行います

  3. 介護度判定
  4. 訪問調査と医師の意見書により介護度を決定します。

  5. 要介護認定後ケアプラン作成
  6. ケアプランの作成が終われば、サービスの利用が可能となります。

介護老人保健施設の費用目安

介護度 利用者負担(1割)
(1回につき)
要介護1 645円
要介護2 761円
要介護3 883円
要介護4 1,003円
要介護5 1,124円
参考文献
利用者負担より

利用者負担

通所介護は事業所の規模や所要時間によって費用が設定されていますが、送迎に係る費用は上記に含まれています。
ただし、日常生活費(食費・おむつ代・入浴対応)等は、別途自己負担する必要があります。

デイサービスを活用する意義

デイサービスを利用することは、要介護者にとってだけのメリットではありません。

介護を行っている介護者が心のケアをする為にも重要なことなのです。

要介護者にとって

介護認定を受けた年配の方は、自宅にこもりがちになります。

その結果、運動量は減り食事への意欲も落ちるので栄養も十分とれない場合があります。
話相手も家族かヘルパーの方のみになるので、コミュニケーションをとることによる活力の活性も衰えてきます。

その結果、病状は改善されず一層自宅にこもる生活が続くケースもあります。

その点、デイサービスには同じ年齢の方が多く話相手も広がるので社会とのつながりを持つことができます。
このように外出することで、体の改善に貢献し、病状が改善されるよいキッカケになります。

介護者にとって

介護者にとっても一時介護から解放され、自由な時間を使うことができる為デイサービスを利用することは、介護者の心のケアにも重要な時間となります。