介護度とは

介護度とは
  • 介護度って何?
  • 介護度はどうやって決めているの?

介護度とは

介護度は、被介護者がどの程度介護が必要かを一定の基準で定めたものです。

自立して生活をすることが困難である方は、介護度が高いです。
その結果、受けられるサービスや給付が手厚くなります。

逆に言うと介護度が高いと言うことは介護が多く必要なほど症状が重いということです、、、。
これは少し寂しいことですね、、、。

また、介護が必要であるのかの程度(レベル)を決めるものであり、病気の重さがそのまま介護度に当てはまるわけではないということです。

例としては、末期ガンの方でも薬の服用等すれば、日常生活の大部分が自分でおこなえるならば介護度が低いということです。

介護度のレベル

介護度は、「要支援」と「要介護」とに分かれています

「要支援」と「要介護」の違いを判断するキーワードは、「予防」と「改善」です。

高齢者で自立した生活ができても、加齢や病状の悪化により本格的に介護が必要になる時がきます。

しかし、その前段階で重い介護症状になることを予防することや、支援により、現状維持または、症状がよくなることを狙いとしています。

要支援

介護度
(区分)
被介護者の状態(状態像)
要支援者1 1人で日常生活を送ることには、ほぼ問題が無いが、起き上がったり椅子等からの立ち上がりに手を添えてもらうようなサポート(支援)が必要な状態
要支援者2 1人で日常生活を送ることに不安がある為、生活のサポート(支援)が必要な状態です。

具体的な判断としては、片足で立っていられない場合や、日常の意思決定(自分で判断して行動する)事にサポートが必要な状況です。

また、このようなサポートを行えば介護の予防となり、現状を維持できる状態

要介護

介護度
(区分)
被介護者の状態
要介護1 立ち上がりや片足立ちに不安があり、機能低下が見受けらえれる為、1人で日常生活を送る為には介助が必要で、健康面や生活面での援助が必要な状態。

また、現状では、介護が必要となっていますが、介護が進めば、要支援2のような介護の予防や現状を維持する状態になる為、予防給付の対象となっています。

要介護2 立ち上がりや歩行に不安があり、1人で体を洗ったり、排泄が行えず、薬の服用やお金の管理が行えない為、日常生活に不安がある状態。

その為生活の一部または全般に介護が必要です。

要介護3 要介護2に加え、寝がえりや歯磨き、着替えを1人で行えない状態。

その為生活全般に介護が必要です。

要介護4 要介護3に加え、座っている姿勢や両足で立つことが1人で行えない状態。

その為、全面的に介護が必要です。

要介護5 体に麻痺症状があったり、食事も1人でとることが困難である。また、コミュニケーションも介護者ととることが困難で記憶も短期間で忘れてしまうような認知状態。

その為、介護が無ければほぼ日常生活を営むことが難しいです。

低下している日常生活能力

日常生活を営む上での体の動き(能力)が低下していくことで、介助や介護が必要になります。
そのレベルを段階に分けると下記のように整理することができます。

介護度は、実はシステマティックに分けられている

上記で要支援・要介護がどのような状態を示すか整理しましたが、実は、要支援・要介護のレベル毎の定義はありません。

支援・介護のレベルは支援・介護が行っている時間で分けられています。

もちろん、システマティックな方法だけで決定されるわけではありません。

コンピューターを使ったステマティックな判断(一次判定)後に介護認定審査会で二次判定を行って最終決定されます。

要介護認定基準時間

要介護認定基準時間は、1次判定ソフトで推計された支援・介護に関わるとされる時間です。

推計された要介護認定基準時間を基に介護度が判定されます。

区分要介護認定等基準時間(単位:日)
非該当25分未満
要支援125分以上32分未満
要支援2
要介護1
32分以上50分未満
要介護250分以上70分未満
要介護370分以上90分未満
要介護370分以上90分未満
要介護490分以上110分未満
要介護5110分以上
注意
要介護認定基準時間は、あくまでも介護の必要性を量る「ものさし」であり、直接、訪問介護・訪問看護等の在宅で受けられる介護サービスの合計時間と連動するわけではありません。また、要介護認定基準時間から判断された介護度が最終決定ではなく、介護認定審査会(2次判定)により最終的な介護度が決定いたします。

要介護認定基準時間の算出方法

1日の認定等基準時間として計算する方法は少し難しいですが、下記時間を合計して算定します。

認定等基準時間に合算する時間

  1. 食事の介助時間
  2. 移動の介助時間
  3. 排泄の介助時間
  4. 清潔保持の介助時間
  5. 間接の介助時間
  6. BPSDの介助時間
  7. 機能訓練の介助時間
  8. 医療関連の介助時間